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山の辺の道 ウォーキング   
  2019年8月25日  奈良 ひとり旅

猛暑が続く中、大陸の高気圧のおかげで湿度が下がり、
若干ましになったようなきがします。

今日はふらっと午後からですが、桜井駅をスタートして、
山の辺の道を散策しました。
ガイドブック片手に桜井駅から東に向かい、
まずは桜井茶臼山古墳目指します!

しかしガイドブックの地図が大まかで、おまけに道標も
何もなく、約30分さまよい歩きました!
ようやく見つけたのがこの路地です。
路地を曲がると、ガイドブックに書かれていた青色?
の橋があり、その向こうに桜井茶臼山古墳がある
そうですが・・・
ただの森の中にポツンとプラカードが・・・
そのプラカードには茶臼山古墳と書かれていました。


※)草むらをかきわけて登っても虫に刺されて終わり
  みたいなので期待むなしく山の辺の道を目指し
  ます。

  ここは行かないほうがベターです。
気をとりなおして、福井金属工芸さんの横の路地を
左に曲がります。
しばらく直進すると、城島小学校があるので、そこを
右に曲がり、桜井上下水道部を左にみながら進むと
大和川にぶち当たります。
ようやく山の辺の道らしい道しるべがありました。
          (大和川の横です!)
馬井手橋を渡ります。
大和川です。
橋を渡るとすぐに、仏教伝来の地碑があります。

欽明天皇(きんめいてんのう)の時代に百済の聖明王の
使節が訪れ、釈迦仏の金銅像と経論若干巻などを献上
して、日本に仏教を最初に伝えたと言われています。
なんて書いてるのかわかりませんが、このような歌が
ところどころに見られます。
しばらく歩くと、海柘榴市観音(つばいちかんのん)
があります。
海柘榴市は大和川に近く、当時の幹線道路である
山の辺の道、初瀬街道などが交錯する物流の中心
地で、市場として賑やかだったようです。
この海柘榴市観音に綺麗なトイレがあります。
この細い路地も山の辺の道です!
この祠の中に金屋の石仏が2体おさめられています。
石畳の小道を進みます!
次は地道です!

いろんな道があって、飽きません!!
この階段を上ると、平等寺です。
鎌倉時代、中興の祖・慶円上人を迎えて、
三輪社の神宮寺として多くの参拝者で栄え
たそうです!
境内に聖徳太子像が・・・

聖徳太子が創建されたと伝えられています!

二重の塔は釈迦堂で、2004年に800年ぶりに
再建されたそうです。


不動堂(不動堂)
平等寺内にあり、中央に弘法大師自作と伝え
られる三輪不動尊。
左に理源大師(りげんたいし)がまつられています。
境内にこのような旗が・・・

「鬼島津」と恐れられた戦国時代の猛将
島津義弘ですが、関ヶ原合戦で西軍に付き、
東軍に追われ、名張からこの三輪山平等寺に
入り、その後、堺へ逃れていったと伝えられてます。
次は三輪山を御神体とする
大神神社に来ました。

三つ鳥居を通して、御神体の三輪山を拝するという
原子信仰の形を残す、日本最古の神社です。


お腹がすきました!

三輪といえば、三輪そうめん
ですよね!



森正さんで「ひやしそうめん」と
「柿の葉寿司」をいただきます。

ちょっとお高めですが、がんばりました。
次は狹井神社(さいじんじゃ)
に来ました。

大神神社の摂社です。


くすりの神、病気平癒の神様で、

ここにある薬井戸は万病に効くと
いわれ、汲みに来る人が絶えない
そうです。

このことは帰ってから知り、残念です。
次回は、汲みますね!
このお寺から、大神神社の御神体「三輪山」へ
登拝することができますが、神聖なお山で、
入山時間の制限や、登拝料¥300必要です。
ここから玄賓庵(げんひあん)を経て、
桧原神社を目指します。
本日の最終目的地、
桧原神社に到着です。

社殿がなく、三つ鳥居がひっそりと立ち、
鳥居も大神神社の摂社だけに独特の
様式です。
ところどころに、このような歌が・・・
今日は予定通り、巻向(まきむく)駅から

帰ります!